会長年度方針

2017-18年度スローガンと会長年度方針

私が大分中央ロータリークラブに入会したのは2007年8月、ちょうど10年前の事です。その年の7月に西日本土木株式会社の社長に就任するにあたり、それまでとは違った分野での交友関係を広めたい、との思いを弊社の顧問弁護士である内田健先生(当クラブOB)に相談したところ、先生がスポンサーになって下さり、クラブ入会が認められました。当時は45歳、駆け出しの社長とロータリアンが同時に生まれることとなりました。

当初数年間、私はロータリーの意味も価値も全く理解しておらず、ホーム例会の出席は殆ど出来ず(駆け出しの社長業で会社が豊後高田市、という言い訳を盾に…)、ホームの例会では何年経ってもゲストのような立場でした。先輩会員からは「こんにちは、隈田さん。今日はメーキャップですか?」と出席のたびに冗談を言われる有様でした。

そんな私に変化が生まれたのは、忘れもしない2012年12月末、夜中の一本の電話でした。スポンサーの内田弁護士から「隈田君、来期幹事。会長は谷口先生。いいね。」ええっ、何で?と絶句しましたが、不良ロータリアンの私も先輩方から耳にタコが出来るほど聞いていたロータリーの精神?「頼まれたら、ハイ、喜んで。」のフレーズが頭に浮かびました。それでも恐々ながら一応抵抗して「私の今の状況、先生が一番知っていますよね。その上、私はロータリーの知識も全くないのに大丈夫ですか?」「大丈夫。いいねっ。」

こうして2013.7-2014.6の谷口会長-隈田幹事の珍?コンビが結成されました。例会出席も極めて少なく、委員会活動も適当で、地区会などにも殆ど参加せず。こんな自分が半年後には幹事なのか…。これまでの不真面目さを呪いつつ、どうしてよいかわからなかったのですが、悩んだ末に決心しました。「よくわからないけど、来月からとにかくホーム例会に出よう。絶対に休まない。」でした。こうして翌年2013.1からの連続ホーム出席100回の記録がスタートしたのでした。

なが~い、前置きとなりました。そうです。私は学びました。ロータリーとは何か?ロータリーの良さは?など、多くのロータリアンが悩み、議論することの答えは「例会にある。」ということです。ロータリー活動とは、例会に出席して会員との親睦を深めつつ、自分の職業の価値や意味を考えること、ではないだろうか?このような思いがモヤモヤと頭の中に形作られていた今年初めころ、谷口パトス会長が職業奉仕委員会の勉強会で紹介されたという一冊の本をプレゼントしてくれました。作者は****地区パストガバナー廣畑富雄氏。題名は「ロータリーの心と原点。Back to Basics 原点に返ろう。」です。解りやすい、平易な言葉と、例文で、私のモヤモヤをすっきり解消してくれました。彼の結論は、「ロータリーの原点は職業奉仕と親睦。」でした。職業奉仕とは何か、とか考えるといろんな見解も生じ悩みますが(サービスを奉仕とする日本語訳が誤解を生じさせる…廣畑氏)、やはりこの2つであろうと、今の私は考えます。ロータリーの価値、ロータリー活動の意味について悩まれている会員は、ぜひ一読されてはどうでしょうか。

さて、2017.7-2018.6年度の具体的な活動方針についてです。我々の大分中央ロータリークラブは、今はとても活動的な時期であると私は思っています。近年の会員数の増加や岡村パトガバナーやパスト会長らによるアドバイスやサポートが相乗効果となって、様々な新しい活動が生まれています。前期スタートしたローターアクト(青少年委員会)は創設当初から2720地区最大の会員数となりました。野球部(親睦委員会)は結成1年目で念願の甲子園大会出場を果たしました。従来の活動も進展し、深化しています。インターアクト(青少年委員会)の「舞シューズをタイに送りたい。」は既に4度目の送付を達成。その活動は毎年磨き上げられ、全国表彰されたり、他地区へ招待を受けるまでになりました。2008.7-2009.6の三井年度にスタートした当クラブ独自の委員会活動、被害者支援サポート委員会については、今期中には県議会や市議会での条例化が見込まれるまでになりました。

特に目立った活動以外でも、各委員会の奉仕活動はとても充実していると思っています。

このような現在のクラブ状況を鑑みて、今年度の方針は、「各委員会の活動が更に発展するように、クラブ全体として何が出来るかを考え、上手くサポートしていくこと。」としたいと思います。特段、新たなことをしていこうとは思っていませんが、ロータリー財団の地区補助金活用など、他クラブに後れを取っている事業については、地ならしをしていこうと思います。

会員を増強し、ホーム例会出席率を高め、各委員会の活動を活発化して、クラブ会員同士の親睦の機会が増えるように精一杯、会長職を務めたいと思います。この先の一年間がどのようなものになるのか、今は想像もできませんが、会員と会員のご家族との交流を深めつつ、明るく楽しい年度にしていきたいと思っています。一年間、どうぞよろしくお願いします。

隈田会長-1024x767
隈田英樹